NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

東北のどんぐりの放射線量

子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」における、東北の“どんぐり”の放射線量について

子どもの森づくり推進ネットワークでは、東北復興グリーンウェイブの活動が始まった2012年11月に、検査機関「(株)理研分析センター」に依頼し、岩手県、宮城県、それぞれ“どんぐり”を拾ったエリアごとに放射線量を計測していただき、その安全性を確認しております。 ⇒ どんぐり放射線量測定値
以下、基本的な情報をQ&A形式でご案内します。

 

1)このどんぐりから発せられる放射線量は、園児にとって問題がある量でしょうか。

どんぐりに含まれるセシウム-134、-137から出る放射線は、自然に元々存在するカリウム-40等からの放射線より遙かに低い値です。たとえば一般的土壌中のカリウム-40の値は、200~500Bp/kgと言われています。 今回のどんぐりの濃度では、触れる、遊ぶ分において全く影響が無いと思われます。

 

2)子どもたちがどんぐりを触ると被ばくするのでしょうか。

どんぐりに含まれるセシウムを発生源として、どんぐりを触ることで「外部被ばく」(注)するかしないかということであれば、厳密には放射線は出ていますので被ばくは「する」ということになります。(これは10000Bq/kgであっても0.001Bq/kgであっても被ばくするという意味です。)

ただ、環境放射線などにより人は常に外部被ばくしています。これは福島原発事故以前であっても当然外部被ばくはしています。その環境放射線の中においては、今回のどんぐり濃度は、触る、遊ぶ分において全く影響がないと思われます。(ちなみに、外部被ばく量は空間線量計(ガイガーカウンター)で計測しますが、今回のどんぐりをたくさん集めて「線量計」を当てても、「線量計」の値を変化させることはほとんどありません。外部被ばくへの影響は、そのくらい小さなものです。)

 

3)埋めたどんぐりや育てている苗木から放射線がずっと出つづけるのでしょうか。

放射性物質は崩壊により放射線を伴いながら「物理的半減期」によって減っていきます。
このため、セシウム137であれば半減期30年程度ですので、60年で1/4となりますが、放出されるかという問いであれば、され続けます。ただ、今回の場合、どんぐり1個当たりはセシウム134と137の合計で最大でも0.3Bq以下です。外部被ばくということであれば今回検査したどんぐりからの放射線の影響は、周囲の環境放射線の影響と比べて無視できるほど小さいと考えられます。

2012年11月

監修:株式会社理研分析センター

文責:NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

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