保育防災認定講座
JP子どもの森づくり運動 保育に役立つプログラム集3「アクションにつなげる保育防災」
講座趣旨
JP子どもの森づくり運動では、災害列島化したわが国の現状を踏まえ、「本当に子どもたちの命を守る」ために、保育施設に特化した防災のスキルと高い防災マインドを持つ保育防災リーダー「保育防災アクションマイスター」の養成を目指す、「保育防災アクションマイスター認定講座」(以下「保育防災認定講座」)に取り組んでいます。
「保育防災認定講座」のスピリッツと方法は、「東北復興グリーンウェイブ」の活動で出会った「東日本大震災」の被災園の人たちから学びました。「災害時、多くの幼児期の子どもたちを預かる保育施設においては、通常の防災の仕組みや方法が通用しないこと」「子どもの命を守ることは、園長や担当者だけではなく園全体で高い防災意識を共有し、あらゆる事態を想定した不断の準備でしか実現しないこと」などなど。
そして、そのような実効性のある保育防災体制は、ただ願って、待っているだけでは構築されません。まずは、「本当に子どもの命を守る!」という強い覚悟をもつ防災リーダーが、自ら先頭にたってねばり強く園全体の防災意識を高めていくことからしか始まりません。「保育防災認定講座」は、そのような保育防災リーダーとしての「保育防災アクションマイスター」の養成を目指す活動です。
※「保育防災アクションマイスター認定講座」については、別紙パンフレットもご参照ください。
講座概要
1.主 催:NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク(子森ネット)
2.運営協力:㈱タフ・ジャパン
3.特別協賛:日本郵政グループ
4.実施期間:4月~翌年3月までの1年間
5.募集人数:各園2名までを資格認定対象者として、上限12園(24名)を募集。(先着順)
6.講座内容:研修講座は、原則、年6回、ZOOMによるリモートでのワークショップ形式で実施します。
7.認証・認定内容
「保育防災アクションマイスター」認証バッジ
「保育防災アクションマイスター」認証状
「保育防災アクションマイスター」の認証、及び認定園の認定については、以下の認定委員会によって厳正に審査されます。
(※注)保育防災アクションマイスター認定委員会
認定委員会は、保育関係者と防災関係者によって構成されています。保育防災アクションマイスターの資格認定を行い、マイスターに「認証状」と「認定バッジ」を、保育防災アクションマイスターによる防災活動に取り組んでいる園に「認定状」を発行しています。 *会長:塚原 茂(子森ネット代表理事 / 防災士) *委員長:鎌田 修広(消防庁防災アドバイザー / タフ・ジャパン代表)*委員:若久青い鳥保育園 園長 岡村 斉 / あかまえこども園 園長 小関 憲一(防災士)/ 子森ネット理事 清水 英二(防災士)
7.講師
●鎌田 修広(のぶひろ)氏
㈱タフ・ジャパン代表取締役 消防庁防災アドバイザー
災害に強い人づくり・まちづくりの実現を目指し、全国各地に年間平均約200回出張。JP子どもの森づくり運動が取り組む「保育防災」の講師・アドバイザーとして、保育施設に特化した防災・減災の仕組みづくりに取り組んでいる。
8.受講料:3万円(年間 / 園)
*各園2名までを資格認定対象者とします。
*リモート講座には何人でも参加できます。
*アクションマイスターとしての資格認定共に、受講園を「保育防災認定園」として認証します。
保育現場からのメッセージ(順不同)
<お問合せ・受講申し込み先>
NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク(子森ネット)〒146-0082 東京都大田区東矢口2-6-14
Tel:03-5755-3213 fax:03-5755-3081 メール:info@kodomono-mori.net
ホームページ https://kodomono-mori.net