NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク
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子森新聞 リレーエッセイ 2010年春号より

 子森ネットでは、定期的に子森新聞を発行しています。

新聞の最後には、リレーエッセイとして、いろんな方々からメッセージを頂いておりますので、ご紹介します。

                   子ども達を森に
    

                            全国森林インストラクター会
                           前・理事・事務局長 蒲沼   満

子ども達を森に・森は友だち
 近くに娘家族がいる。孫はそれぞれ、小学校高学年と低学年になった。近くに住んでいるだけに少し前までは時々、運動会、発表会などの行事に引っ張り出された。子ども達は野外で、体を動かすことが大好きである。
幼稚園ではそのような行事のほかにも、子ども達が楽しみにしている様々な行事があった。いも植え会、いも掘り会、ダイコン収穫会などで、特に、いも掘り会は苗植えから連なる収穫の喜びからか、興奮気味に話してくれたものである。このような幼稚園行事は、以前からある子どもの「農業体験」であり、最近よく目にする「食育」につながるものである。
 三年前からスタートした保育園・幼稚園の「森づくり活動」は、新しい野外行事の提案である。この活動が地球環境時代にふさわしい活動であるとか、我が国が森林国で、つい一世代前までは農業国であったとか、木の文化の国とかの硬い話は別として、子ども達には野外に出掛けられる機会として、普及すればと願っている。と云っても、子ども達が主体であるだけに、この野外行事は森や公園に近い実施園に限られるのはやむを得ないだろう。
 ところで、「森づくり活動」を始めるに当たって詰めておくべき大事な事は、①育てたドングリ苗を植える(小さいながら)場所の確保、②野外での怪我や虫刺されなどの事故の防止、③天候急変、事故発生等の場合における的確な対応策、④植えた木の事後の管理、である。事前に地域の詳しい方に相談し、指導を受ける等が必要である。
 森でも公園でも必ず所有者、管理者がいることから、苗を植える場所が実施園で確保できない場合は、都道府県、市町村の森やみどりや公園の担当部署、国有林の森林管理署、森林インストラクターなどへの相談がベターである。
ドングリ拾い、タネまき、苗育て、植え付け等の活動には、地域の森林に詳しいベテランの方、森林インストラクター、林業技士などの指導が必要である。
なお、小学校に上がれば、異年齢構成で、「緑の少年団」活動が展開されている。最近では都内世田谷区にも誕生するなど、都市部も含め、現在では、全国で約四千団体、三十三万会員となっている。

木は万能選手・「木育」にも
「木育」ということばをご存知でしょうか。幼児期から原体験として木と関わることで、木に対する親しみや理解を深め、心和む暮らしづくり、地域づくり、そして森づくりにも貢献できる人づくりを目指す新しい活動である。この推進団体(NPO法人)では、幼児を対象とした「木育紙芝居」、「木育絵本」をはじめ、保護者に木育を知って貰うためのパンフレット等を作成、配布している。
 木育紙芝居「ロボッキー」シリーズは、動画がYou Tubeにもアップされているし、「ロボッキーと森のぼうけん」の絵本も作られ、ご希望の方には無料配布されている。いちど、木育サイトをご覧ください。子ども達の新しい遊びの世界が広がるでしょう。
 *NPO法人「活木活木(いきいき)森のネット 
  ワーク」  http://www.iki-mori.net
 *木育・JP http://www.mokuiku.jp


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