子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」第一回植樹活動レポート
２０１４年５月２２日（木）「グリーンウェイブ」の日に、岩手県山田町において子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」の植樹会が開催されました。
前日の5月21日（水）には山田町の植樹フィールドの整備作業が実施されました。作業には、地元保育園の男性保育士、地域住民、全国から集まった活動参加園職員、さらに日本郵政グループ、協力団体有志が参加してくれました。
今回の植樹会には、「東北復興GW」２０１２年からの参加園４５園中、３５園の参加園から「どんぐりの絆BOX」によって１３０本の苗木が山田町に届けられました。（地元保育園で育てられた苗木を含む）
植樹会の開会式は、植樹地近くの「岩手県立陸中海岸青少年の家」の体育館をお借りして開催されました。会場には、地元の三つの保育園（山田町第一保育所、豊間根保育園、織笠保育園）の園児約１００名と、これまで活動をご支援いただいた関係者の方々もお集まりいただきました。
そして、なによりすごかったのが、全国の参加園からのメッセージの多さでした。体育館いっぱいにすべてのメッセージを掲示させていただきました。まるで全国の子どもたちがたくさん集まってくれたみたいです。
今回の開会式では、「東北復興グリーンウェイブ」のテーマソング『どんぐりえがお』 がお披露目されました。この歌は山田町の男性保育士グループ「男心会」によって作詞されたもので、どんぐりを育てる活動によって全国の子どもたちがつながり、元気と笑顔が拡がっていくというとても素晴らしい作品です。当日は「男心会」の歌と演奏によって紹介されました。
さらにサプライズゲストとして「どんぐりーず」のお二人によって『どんぐりえがお』のダンスもお披露目されました。この歌とダンスは、事務局によってDVD化され参加園にお届けできる予定です。お楽しみに。
他にも今回の植樹会には、山田町佐藤町長、陸中海岸青少年の家菊池所長、青い鳥保育園（福岡）岡村先生、木の実保育園（大阪府）増山先生、崇徳保育園（滋賀県）谷口先生、大野幼稚園（福井県）藤先生、エンゼル幼稚園（静岡県）鈴木先生、中目黒駅前保育園(東京都)栗山・西村先生、児玉保育園（埼玉県）清水先生、バンビの森保育園（宮城県）壹岐先生、赤前保育園（岩手県）古関先生、さらに日本郵政グループ 篠原広報部長、豊間根郵便局 飛内局長、船越郵便局船越局長さんにご参加いただきました。
開会式を終えて植樹会です。植樹フィールドは「岩手県立陸中海岸青少年の家」の近くにある山田町町有林の一画です。今回全国から送られてきた苗木はここでもう少し大きくなるまで育てられ、いずれ山田町の緑の復興に活用される予定です。
当日はあいにくの雨模様となり、地元の三つの保育園からそれぞれ三人の代表園児が参加する植樹会となりました。代表の子どもたちは、開会式会場で苗木を手渡されみんなに見送られて植樹会場に移動しました。
植樹会場では、子どもたちが「どんぐり博士」の河内インストラクターの指導で合計９本の苗木を、一本一本ていねいに植樹しました。
その後、子どもの森づくり運動のスペシャルサポーターであるチェンソーカービング世界チャンピオン・栗田さんによって、植えられた苗木を見守るフクロウの彫刻が作られました。
この活動の模様は、ＮＨＫ（全国ニュース）、岩手めんこいテレビ、テレビ岩手、全国４６紙（ＷＥＢのみも含む）で紹介されました。
「東北復興GW」の活動は三年間継続されます。来年の５月２２日には二回目の植樹活動が実施されます。
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子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」 テーマソング
「どんぐりえがお」
詞：男心会 曲：佐久間順平
１．森でどんぐりみつけたよ みんなでいっぱい拾ったね
遠くの仲間とわけあって いっしょにすくすくそだてよう
あの子のところへ ぼくの笑顔
この子のところへ きみの笑顔
やさしい心が みんなに届く
やさしい気持ちが 力になる
２．かわいいどんぐり届いたよ 毎日水やり楽しいな
はやく大きく育ってね みどりのふるさと待っている
あの子のところへ ぼくの笑顔
この子のところへ きみの笑顔
笑顔と心が みんなに届く
笑顔の絆が 力になる
３．仲間と一緒に帰ったよ みんなで森を作ろうね
ぼくらはそうさ一人じゃない どんぐりの輪を広げよう
あの子のところへ ぼくの笑顔
この子のところへ きみの笑顔
緑の心が みんなに届く
緑の絆が 力になる
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まだ参加園募集中なので、ご興味があればご参加ください。
順番が変わってしまいましたが、今週より、この植樹会に向けて、行われた全国の苗木を見送る活動のレポートを掲載します。