NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

「東北復興グリーンウェイブ」第四回植樹、及び記念植樹活動レポート

2017年5月22日(月)に、岩手県山田町にて、「東北復興グリーンウェイブ」の第四回植樹会が開催されました。

2015年の秋に、東北の六つの保育園(岩手県「駒形保育園」「山田町第一保育所」「豊間根保育園」「織笠保育園」 「赤前保育園」 宮城県「バンビの森保育園」)の子どもたちが拾い、全国の保育園、幼稚園、認定こども園に届けられ、園児たちによって苗木に育てられた東北の“どんぐり”の苗木が、今年も日本郵政グループのネットワークによってふるさとに戻ってきました。

東北の“どんぐり”の苗木が山田町に戻ってくるまでには、苗木を育ててくれた全国の参加園で、様々な見送る会が行われました。 「さよなら、元気でね」と苗木を見送る園児。「こんなに根が張ってたね」と成長を喜ぶ園児。苗木の先端を「よしよし」する園児。そぉっとそぉっと大事そうに箱に詰める園児。♪どんぐりえがおを踊ったり、オリジナルの紙芝居やパネルシアターで、どんぐりがどこからやってきて、この苗木がどんな風になっていくのかなどをわかりやすく説明して下さった先生たち。「いつかみんなと会いに行くよ」と未来に願いを託しながら見送る先生たち。「寂しくなったけど、来年、見送るために今の苗木を大事にしようね。」と園児たちに命の育みを伝える園長先生。「共に生きて行こう!絆・つながっているよ」と直接伝えるために、子どもたちに出発の挨拶をする先生たち。「大事に運びますね」「大きく育てましたね」「みんなもこんなに大きくなるんだよ」と優しく応援メッセージをくださった郵便局の皆さん。いろんな思いをいっぱい持ってこの日を迎えました。

 

 

戻ってきた苗木は、地元の保育園・保育所(「山田町第一保育所」「豊間根保育園」「織笠保育園」「船越保育園」)の子どもたち45名と、全国から集まってくれたサポーターによって豊間根地区の苗畑に植えられました。午前10時から植樹会の開会式が開催されました。まず、主催者代表として、この活動を山田町で推進している社会福祉法人三心会男性保育士グループ「男心会」会長 上野先生のあいさつです。

 

 

引き続いて、東北の“どんぐり”を育てて送ってくれた全国の参加園を代表して、福井県「大野幼稚園」園長の藤先生のごあいさつです。

 

全国の参加園からは、たくさんの応援メッセージも届けられました。関係者(大人)にも見ていただきたく開会式で、少しだけ紹介させていただきました。

(メッセージを持ってくれているのは、応援でかけつけてくれた、東京の「中目黒駅前保育園」園長の天野先生と同園の先生たちです。)

 

つづいて、応援にかけつけてくれた山田町副町長の鈴木さんのごあいさつです。

 

 

全国で活動をご支援いただいている日本郵政グループからは、日本郵政株式会社 執行役の木下さんから応援メッセージをいただきました。

 

 

ごあいさつが終って、いよいよみんなで植樹開始です。

今年は、全国からいつもより多い210本もの東北の“どんぐり”の苗木が送られて来ました。

想いのこもった、一つ、一つ個性のある苗木を子ども達が大事そうに、苗畑に運んで、その横にかわいいスコップで土を掘ります。

「このくらいに掘ったら苗木さん入るかな?」

「てつだってぇ~」の子どもの声に駆け寄る、サポーターの先生方。

「ミミズ出たよ~」

楽しそうな声でイッパイでした。よいお天気も手伝って、サポーター、関係者、みんな楽しそうです。

 

 

 

 

みんなで力を合わせて植えたので、無事にすべての苗木を植えることが出来ました。

みんな、元気に大きくなるんだよ~。

 

 

植樹活動が終わって、みんなで記念撮影です。本当に、おつかれ様でした。苗木越しで少し誇らしい♪

 

 

植樹会終了後、今年も「新生やまだ商店街」への記念植樹が行われました。

今回、植樹会に参加した山田町の四つの保育園、保育所の代表園児が、それぞれ一園に一本づつ、4本の苗木を、「新生やまだ商店街」の昆さんと日本郵政の木下さんと一緒に記念植樹しました。植えた苗木には、いつものように・・、「おおきくな~れ」「おおきくな~れ」「大きく大きく大きくな~れ」

 

 

 


*活動の様子は、日本郵政のホームページでもご覧いただけます。 ⇒ 日本郵政ホームページ


 

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