NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

埼玉県 浦和ひなどり保育園 植樹会

2012年1月30日(月)

植樹地 浦和ひなどり保育園の森

澄み渡るきれいなお天気です。
森林インストラクターの加倉井さんとさいたま緑のトラスト協会ボランティアの
鈴木さんにご指導頂きながら、植樹をしました。

ここは、浦和ひなどり保育園のすぐそばの、保育園自前の森。
小高く岡もあり、森の中に入ると竹もいっぱいで、大きな木もちょうどいい感じの
距離に離れて立ってます。たくさんの葉っぱが茶色いジュータンのように
敷き詰められていました。ふかふかな葉っぱジュータンで寝っ転がりたい衝動を抑えながら
子どもたちを待つことに。

近くには住宅もあるので、猫がのんきに歩く様子も見えます。

数分後、子ども達、保育園からお手手つないで、集合。

植樹の前に、加倉井さんから、植物の種子散布の工夫のお話しを頂き、
子ども達は興味シンシン。

その後、ゲームをしました。その名も「ドングリはドコダ!」
あらかじめ、芽がでないようにしたどんぐりを加倉井さんが用意。
そのどんぐりを子ども達が1個づつ持ち、森へ。
3班に別れて、全員が決められた範囲の中でどんぐりを隠し、
隠した班は、となりのフィールドへ行き、別な班が隠したものを探すというゲーム。
絶対ないだろみたいな場所も念入りにチェック。ほぼ全部を見つけることができました。
たとえ、できなくても、芽がでない加工をされているどんぐりなので、環境に
影響は与えません。

さて、植樹です。先ほどの3つの班に別れて3本の植樹をしました。穴を掘る子ども、苗木を支える子ども、土をかける子ども、水をあげる子ども。
みんなで、大事に植えました。

今回、植樹したどんぐりは、今はもう小学校へ通っている先輩園児達がドングリを拾い、プランターに植え、やがて芽が出てきて、みんなで水をあげて3年かかりで見守り、慈しみ、子ども達と一緒に育った、いわば、お友達のような苗木達です。園児も苗木も、立場は違えど、今後も大きく、力いっぱい元気に生きていってほしいものです。

   子森ネット 勝目

 

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