被災地での普及活動
「子どもの森づくり運動」としての被災地支援活動として、2011年9月12日、13日の両日、宮城県と岩手県のフラグシップ園を拠点に、運動の普及活動を実施してまいりました。現在、多かれ少なかれ放射能対策として、園外活動が規制されている被災地の幼稚園・保育園に対して、比較的園内での体験活動(プランターで苗木を育てる)が多い「子どもの森づくり運動」の自然・環境体験プログラムを提案させてもらおうとの目的で開催しました。今回は、当運動のスペシャルサポーターである栗田宏武さんに、活動オリジナルのプランターを含むチェンソーカービングのデモンストレーションをお願いしました。完成したプランターは、フラグシップ園のお友だち園で、「子どもの森づくり運動」にご興味を持っていただいている園に対して、オリジナル絵本、紙芝居と共に提供されました。
●2011年9月12日(月) 宮城県「バンビの森保育園」
地元の里山保全活動団体からご提供いただいた「塩害立ち枯れ木」の杉材を使用。
製作されたプランターは、「バンビの森保育園」のご紹介で仙台市内の「柳生もりの子保育園」、及び、「六丁の目マザーグース保育園」の二園に絵本、紙芝居と共に提供されました。
●2011年9月13日(火) 岩手県「駒形保育園」
・日時:2011年9月13日(火)
・活動:「駒形保育園」は、由緒ある「駒形神社」に隣接しています。今回は、神社で間引いた木材をご提供いただき、
栗田さんにプランターとカービング作品を製作していただきました。製作されたプランターは、奥州市の「もみじ保育園」
(熊谷敏子園長)、「むつみ保育園」(奥寺勲理事長)に絵本、紙芝居と共に提供されました。
ちなみに、当日は、両園からも園児たちが参加してくれました。