埼玉県・児玉保育園 苗木のおひろめ会
2009年から埼玉県のフラグシップ園として「子どもの森づくり運動」にご参加いただいている「児玉保育園」さんは、一回目の植樹活動完了後も活動を継続していただいています。
「子どもの森づくり運動」は、子ども達が1日の大半を過ごす保育園、幼稚園での生活の日常の中で①秋に行われるどんぐりなどの「種ひろい会」②春に行われる、拾ったどんぐりなどの発芽を祝い、さらにその前の年に発芽した苗木の成長をみんなで確認する「苗木のおひろめ会」③3年間育てた苗木を植樹する「植樹会」という、三つの区切りの活動を含む、一貫した森づくりをテーマとした、子ども達に五感に訴求する本物の体験を提供する運動です。
今回は、そんな活動を積極的に継続していただいている児玉保育園の清水秀二先生から、二回目の「苗木のお披露目会」のレポート届きましたのでご紹介します。
子森ネット 勝目
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(以下レポート)
2012年6月5日(火)
はじめに、保育士がキミックの紙芝居(キミックとどんぐりのぼうけん)を読み子ども達にどんぐりについての導入を行いました。今まで何度かみている子もいましたが、保育園の庭のどんぐりの木の下で見たこともあり、集中してみることができました。
次にどんぐりの成長についてお話をききました、昨年の年長児が拾ってきたどんぐりは、”くぬぎ”が多かったため今まで植えてきた”こなら”よりも早くずっと大きく成長していてびっくりしていました。また、神座先生(森林インストラクター)よりどんぐりから根がでて、芽が伸びて成長していく様子を絵で解説していただいたり、本物をみたりしてより詳しく知ることができました。
さらに、色々などんぐりの見分け方を教えていただいたり、子どもたちの質問に答えていただいたり、植樹の時期などこれからの予定を聞き、子どもたちに期待を持たせていただきました。
児玉保育園 清水秀二