子どもの森づくり運動全国集会&研修会レポート
「子どもの森づくり運動」は、2008年、森づくり体験活動を通じて幼児期の子どもたちに、自然と環境の体験活動を提供することを目的に、全国の幼稚園・保育園さんと共に活動をスタートし、今年、活動6年目を迎えさせていただきました。
この節目の機会に、活動にご参加いただいている皆様、そして活動をご支援いただいている皆様に一同に集っていただき「子どもの森づくり運動」を含む、子どもたちのより良き未来づくりにつながる活動について率直に協議することを目的に、2013年11月28日(木)に東京の池袋「サンシャインシティ」にて『「子どもの森づくり運動」全国集会』を開催しました。
まずは基調講演として、アウトドアタレント清水国明氏に自然体験活動の意義について、つづいて、新宿せいが保育園園長 藤森平司氏から、「乳幼児の体験活動について」ご講演をお願いしました。
基調講演1:「自然の中でヒトになる」清水国明講師(NPO法人河口湖自然楽校 楽校長)
基調講演2:「乳幼児の体験活動について」~見守る保育の現場から~ 藤森平司氏(保育環境研究所ギビングツリー代表)
その後、それぞれの参加園からの活動発表や意見交換が活発に行われました。
翌日の29日(金)には、研修会として、自然体験・環境講座と「東日本大震災」を踏まえて、今喫緊の課題である“本当に子どもたちを守るための防災・危機管理講座も併催しました。
「自然体験・環境学習講座」講師:大石康彦氏(森林総合研究所 多摩森林科学園 教育的資源研究グループグループ長)
「危機管理講座」講師:鎌田修広氏(タフジャパン代表)
おかげ様で全国から多くの方々にご参加いただき、集会から懇親会、研修会まで、有意義な意見交換と交流が行なわれ、本当に充実した全国集会&研修会となりました。事務局としては、今回賜りました様々なご意見を今後の活動に反映させていただき、さらにより良い活動を目指したいと思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
全国集会&研修会の詳細については実施報告をご覧願います。『ふりかえり』のアンケートにご記入いただきました参加者からの様々なご意見もご紹介しております。 ⇒「実施報告書」(PDF)
以上