JP子どもの森づくり運動 関東ブロック「環境学習研修会2016」
2016年9月24日 「国営昭和記念公園」において、関東ブロック環境学習研修会2016」を実施しました。
東北ブロックで開催された防災講座に次ぐ、今年度取り組むブロック単位の環境学習研修講座です。
21世紀の環境の時代を行きていく子どもたちにとって必須の環境意識を育んでもらうためには、子どもたちと最前線で接する幼稚園・保育園・こども園の職員に、高い環境に関する問題意識を持ってもらうことが必要と考えての研修講座です。
会場は、地球環境の変遷と環境問題を五感を通じて体感する環境教育プログラムを実施している「富良野自然塾東京校」(*注)です。
当日はあいにく小雨が降る中でしたが、参加された8名の先生方は意に介せずにすべてのプログラムを終えました。
プログラムは2部構成で、1部は富良野自然塾東京校の環境教育講座、2部は筑波大学生命環境系教授の津村義彦氏による「幼児期における生物多様性学習について」の講義を行いました。
参加の先生方からは、非常に濃い内容でためになり、すぐにでも保育に活かせる内容であったと好評でした。
息を止めることで生きていることを感じることからスタートです。
目隠しをして裸足で歩きます。
地球の生い立ちを学びます。
二部は、場所を室内に移して、「幼児期における生物多様性学習について」筑波大学の津村先生による座学(講義)です。
これからの環境の時代を生きていく子どもたちにとって必須となる「環境心」は、多様な価値観を基盤として培われるという問題意識によるものです。
「JP子どもの森づくり運動」は、来年、活動10年目を迎えます。筑波大学の津村先生とは、活動10周年プロジェクトとして、生物多様性をテーマとする長期的な研究活動をスタートします。詳細は、あらためてご案内します。
*活動協力施設情報:「富良野自然塾東京校」
「富良野自然塾東京校」は、北海道富良野市において作家倉本聰氏が塾長を務める「富良野自然塾」のコンセプトをそのまま「国営昭和記念公園」において実施するものです。(同校HPより) 詳細 ⇒公式HP