JP子どもの森づくり運動 長野県 慈光幼稚園 どんぐり植えレポート
2017年10月16日(月)長野県の慈光幼稚園でどんぐりの種植え会が行われました。
当日は年長児58名が一人一個ずつどんぐりをポットに植えました。
以下、川上先生からのレポートです。
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初めてのため、
長野県の田舎の子どもたちにとって、どんぐりは身近な物で、今まで製作などではよく使ったり遊んだりはしたものの、あまり科学的に捉えることはありませんでした。今回の体験を通して、子どもたちは自然に対して改めてとても興味を持ったようです。その後の生活の中で観察する目や、生き物に心を寄せる態度などに変化が見られるようになりました。
実際に植えたどんぐりが芽を出すのを、卒業までには見られないかもしれませんが、植えている年長児の姿を見て年中児が興味を持ってくれました。どんぐりのポットは年長さんから大切に受け継がれると思います。どんぐりが大きくなるまでにたくさんの時間が必要なように、今年の子どもたちから次の子どもたちへと、そして又次の子どもたちへとこれから先もずっとつながっていくと思います。それは長い時間をかけて子どもたちの心を育ててくれると思います。
余談ですが、「おおきくなーれ」と子どもたちがおまじないをかけているとき、合掌をしている子どもたちが複数いました。仏教園の子どもたちだなぁ-と微笑ましかったですよ。