【東北復興グリーンウェイブ】東北のどんぐりの苗木を受け取りました。
JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」(特別協賛:日本郵政グループ)で今年予定されていた宮古市での植樹会は、 新型コロナ感染症の事情で来年まで延期となりましたが、今年も、東北のどんぐりの苗木が、全国の参加園から宮古市の「あかまえこども園」に届きました。
今年届いたどんぐりの苗木は、2018年の秋に、岩手県山田町や、ここ宮古市の子どもたちが拾って全国のお友だちに届けたどんぐりから育った苗木です。今年は、全国の18園の参加園から、約150本もの苗木が届きました。届いた苗木は、来年の春まで「あかまえこども園」の子どもたちが大切に育ててくれます。
どんぐりと共に、今年も「どんぐりの絆のメッセージ」も届きました。
「あかまえこども園」小関園長先生からのメッセージ:「コロナ対応で大変なときに、子どもたちの思いがこもった苗木を送っていただきありがとうございます!全国の子どもたちの思いを引き継いで、大切に育てていきます。」
高橋主任先生からのメッセージ:「全国の子どもたちの思いを、東北の子どもたちに伝えながら育てていきます。任せてください。」
現在、感染症対応の事情で、全国の保育園、幼稚園、こども園の子どもたちは屋外活動が規制され、自然や環境体験活動不足の状況にあります。そんな中、東北のどんぐりをプランターやポットで育てる活動は、自然の息吹や命を体感する貴重な体験となったようです。
さらに、そのどんぐりの苗木を東北に送る活動によって、感染症防止対応の事情で、保育者や子ども同士の関係が分断されがちな子どもたちにとって、東北のお友だちとの「絆」を実感する体験となったようです。
感染症防止対応環境下の保育活動において、「東北復興グリーンウェイブ」の活動には、新しいミッションが生まれたことを実感した2020年度の活動でした。 by 事務局