NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

子森新聞 リレーエッセイ 2009年夏号より

子森ネットでは、定期的に子森新聞を発行しています。

新聞の最後には、リレーエッセイとして、いろんな方々からメッセージを頂いておりますので、ご紹介します。
                                                森の案内人

                     大阪森林インストラクター会 金子譲 苫智子                     
                      http://www.forest-osaka.org/
 「森林インストラクターってなんだ」と問われるとき、「森の案内人」と返答する中で、「案内人」つまり、人との関係性を強く意識しています。普段、観察会などを行う時も、植物の生態や樹木の特徴を語る以上に、どうやって参加者のみなさんと一緒に楽しみ、仲間づくりを進めようかと、それに多くの神経と頭を使い、準備奔走している観があります。
 そんな中、昨秋の「子森ネット」&「日本郵政」&「木の実保育園(東大阪市)」の方々との出会いは、私たちにとっては、 まさに千載一遇の一期一会でした。とりわけ、「木の実保育園」の園児たち、そして、それを支えておられる唐住園長、増山先生、保育園のみなさんは、私たちに多くの楽しみとチャンスを与えてくださいました。
 “ドングリ”という潤滑油によって、互いは自然に滑らかにつながり、園の遠足やイベント、保育参観などの大切な行事にまで声をかけていただいて、今や、どっぷり入り込んでのインストラクションになっていると言っても過言ではありません。
 また今秋は、地元郵便局の敷地に、園児たちが育てているドングリ苗の一株を、贈呈&植付に行く話も挙がっており、「子どもの森づくり運動」の一端が“地域でのつながり”に進展してきています。
 さらに。3年目にあたる来年の苗の植換では、遠足で出かけている地元の生駒山のキャンプ場に植えさせていただく運びとなっています。
 このように、子森ネットと日本郵政が誠意を持って蒔いてくださった“一粒のドングリ”は、園児・保育園・私たち森林インストラクター、さらに地域の人々をつなぎ、大きな役割を担う立派な苗に育ちつつあります。私たち二人からも、近隣の“面白森林インストラクター”に、この楽しい活動の輪をつなげていけたらと考えています。
    

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