NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

「東北復興グリーンウェイブ」東北の“どんぐり”の苗木を植え替える活動レポート

2017年4月23日(日)「東北復興グリーンウェイブ」の活動で、山田町の豊間根地区にある苗畑に植えられている東北の“どんぐり”の苗木が森に植え替えられました。

苗畑の“どんぐり”の苗木、もうすぐ芽吹きます。

 

 

JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」では、毎年、「グリーンウェイブ」の日に、山田町の保育園(所)の園児たちが、全国の子どもたちから届けられる東北の“どんぐり”の苗木を、山田町豊間根地区の苗畑に植樹して、もう少し大きくなるまで育てています。そんな苗畑の“どんぐり”の苗木が育ってまいりましたので、今年、「“しいたけ”の森」に植え替えました。

 

桜が満開の苗畑と東北の“どんぐり”の苗木

「“しいたけ”の森」は、山田町の特産品である“しいたけ”づくりの名人として「内閣総理大臣賞」を受賞した芳賀榮三さんの森です。芳賀さんには「東北復興グリーンウェイブ」の活動にご共感いただき、ご協力いただきました。植え替えられた苗木は大きくなって、“しいたけ”の「ほだ木」として活用されます。“しいたけ”づくりは、山田町の「東日本大震災」からの復興産業の大きな柱でもあり、全国の子どもたちの活動が、山田町の復興に寄与することとなります。

“しいたけ”のほだ木

 

当日は、山田町の保育園(保育所)の保護者有志と卒園児、東京からかけつけたサポーターが参加しました。 植え替えの活動は、まず、苗畑の苗木を掘り起すことから始まりました。

 

卒園児がお手伝いしてくれました。

今年、植え替える東北の“どんぐりの苗木は、2015年の春に苗畑に植えられた苗木です。
こんなに大きくなりました。

 

掘り起こした苗木は、土と一緒に袋に入れ、トラックで“しいたけ”の森まで運びます。

 

地元の建設会社「木村建設」さんにトラックの提供等、ご協力いただきました。

みんなの力で頑張ったので、苗木を掘り起こす活動は、午前中で完了しました。満開の桜の中、本日一回目の記念撮影です。

 

 

午後からは、“しいたけ”の森で苗木を植える活動です。

今日の活動のメインなので、まずは、開会式。今回の活動でご協力いただいた、山田町農林課 佐々木さん、芳賀榮三さん、日本郵政グループからは、日本郵政 広報部 加地さんにごあいさついただきました。

 

山田町 農林課 佐々木さん

“しいたけ”づくり名人 芳賀榮三さん

日本郵政 広報部 加地さん

その後、山田町の三つの保育園(保育所)代表園児3名による記念植樹が行われました。

 

 

記念植樹が終わって、後はひたすら苗木を植えます。

 

当日は、小雨まじりの本当に寒い一日となりましたが、みんなもくもくと苗木を植え、予定時間より早くすべての苗木が“しいたけ”の森に植え替えられました。

記念撮影、お疲れ様でした。

“しいたけ”の森への東北の“どんぐり”の苗木の植え替えは、今年から三年間継続されます。また、植えた苗木をお世話する「苗木を見守る活動」も始まります。そんな活動の中心となるのが、社会福祉法人三心会の男性保育士グループ「男心会」。男心会は、“男性保育士ならではの視点で動く”をモットーに、日々、子どもたちの笑顔のために奮闘しているグループです。今後、植樹会や苗木のお世話等「東北復興グリーンウェイブ」の活動を、子森ネットと共に担当していただきます。頑張ろうね!

 

男心会のみなさん

動画でもご覧ください♪

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