NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

「保育防災サミット」開催レポート

 多くの幼い命を預かる保育・幼児教育の現場には、通常の防災のスキルは通用しません。「保育防災」としてのオリジナルの防災の仕組みと保育者の高い防災マインドが必要です。

 「保育防災サミット」は、「東日本大震災」から「能登半島地震」まで、今や災害列島化した日本の自然災害の現状を踏まえ、大きな災害を経験した東北の保育者と全国の保育者が実効性のある「保育防災」について考えることを目的に開催されました。

開催概要

1)開 催 日 :2024年5月22日(水)14:00~17:00(予定)

2)会    場:岩手県大槌町文化交流センター(おしゃっち)

3)企画主催:NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク(子森ネット)

4)共   催:大槌町

5)特別協賛:日本郵政グループ

6)協     力:あかまえこども園、とよまねこども園、山田町第一保育所、 織笠保育園、つつみこども園、吉里吉里保育園、かまいしこども園、 三陸鉄道、他

開催内容

【開会式・基調講演】
開会式では、本サミットをご共催いただきました大槌町から平野町長さんやご支援いただきましたご来賓の方々からごあいさついただきました。その後、基調講演として、“釜石の奇跡”を実現した釜石小学校元校長の渡邊氏と、「保育防災アクションマイスター」の講師である鎌田さんから話題提供いただきました。

【事例発表・パネルディスカッション・閉会式】

基調講演を受けて、東北の3園と東京都、福井県から参加した2園の保育者から、自園における保育防災の取り組み事例の発表が行われました。その後、大槌町の平野町長にもご参加いただき、講師、保育者、さらに地域住民が参加して、どうしたら災害時に子どもたちの命を守ることができるかをテーマに、パネルディスカッションを開催しました。

最後は、子森ネット理事である福井県「大野幼稚園」の藤園長から閉会の辞があって、実り多いフォーラムとして終えさせていただきました。ご支援、ご協力いただきました多くの方々にあらためて御礼申し上げます。

メディア掲載

「保育防災サミット」のテーマは、メディアからも注目され、多くの取材が実現しました。

(TV)
◆NHK NEWS Web(2024.5.23)
 地震や津波に備える「保育防災サミット」初の会合開催 大槌町

◆岩手めんこいテレビ(2024.5.23)
子どもの命守るため「保育防災サミット」
 ~岩手・大槌町に全国の保育士ら集う~

◆FNN プライムオンライン(2024.5.23)


(新聞)
◆岩手日報(2024.5.23)朝刊

◆河北新報(2024.5.23)朝刊

◆読売新聞(2024.5.24)朝刊

(広報誌)

◆「広報おおつち7月号」

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