「東北復興グリーンウェイブ2024」大槌町植樹会レポート~どんぐり列車ふたたび~
「東日本大震災」からの東北の緑の復興を目指す、JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ2024」の岩手県大槌町における植樹会の活動レポートです。今年も、宮古市、山田町、大槌町の子どもたちが参加してくれました。宮古市と山田町の子どもたちは、2022年に続く、2回目の三陸鉄道の特別列車「どんぐり列車」に乗って集まってくれました。
「どんぐり列車」に乗って参加した宮古市と山田町の子どもたちを、大槌町の「つつみこども園」の子どもたちが出迎えてくれました。
開会式
植樹会は、開会式から始まりました。活動をご支援いただいている方々からごあいさつをいただきました。
子森ネット 塚原代表あいさつ
大槌町 平野町長さんごあいさつ
三陸鉄道 石川社長さんごあいさつ
活動に特別ご協賛いただいている日本郵政グループを代表して、吉里吉里郵便局の中村局長さんから応援メッセージをいただきました。
縮樹活動
開会式終わって、いよいよ植樹活動です。町長さんたちにもお手伝いいただいて、子どもたちは1人1本づつ、どんぐりの苗木を植えました。
今回は、どんぐりを育てる指導者として、千葉県の庭師(武田屋作庭店)さんである武田さんが参加してくれました。武田さんには、二代目のどんぐり博士として、これからも参加していただき、子どもたちと一緒に大槌町の苗木を見守っていただきます。
今年も無事に全国から届いた苗木が大槌町の苗畑に植えられました。大槌町の「つつみこども園」「吉里吉里保育園」さん、宮古市の「あかまえこども園」、山田町の「山田町第一保育所」「とよまねこども園」「織笠保育園」から参加してくれた保育園、こども園の子どもたちと先生たち、どうもありがとうございました。子どもたちと共に、どんぐりの苗木が元気に育ってくれることを願っています。来年、またお会いしましょう。
【活動概要】
活動を終わって
今回の植樹会では、前日と当日の早朝に、畝づくり等、いろいろな準備が行われました。どんぐり博士の提案で、植える苗木の穴に、腐葉土・黒土・竹炭を混ぜたものを入れて苗木を養生しました。活動には、福井県の「大野幼稚園」と東京都の「新宿こだま保育園」の先生たち、そして午後に開催された「保育防災サミット」の講師である(株)タフ・ジャパンの鎌田さんも参加してくれました。皆さん、本当にありがとうございました。