NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

「東北復興グリーンウェイブ2019」植樹会レポート(岩手編)

JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」(以下「東北復興グリーンウェイブ」)2019年度の活動は、5月22日(水)の「グリーンウェイブ」の日に、岩手県での山田町と宮古市、そして福島県伊達市の三か所での 同日開催となりました。 今回は、まず岩手県での活動レポートです。福島県での活動レポートは、次回掲載します。

苗木の植え替え活動(5月19日「苗畑」⇒「しいたけの森」)

「東北復興グリーンウェイブ」の活動で、山田町の保育園児によって豊間根地区の「苗畑」に植えられた東北の“どんぐり”の苗木は、植えられて3年目に植え替えられます。2017年からは、主に、山田町のしいたけマイスター芳賀榮三さんの森に植えられ、大きくなってしいたけの「ほだ木」として活用されます。しいたけづくりは、山田町の復興産業の一つです。今年も、5月19日に、「苗畑」から、約70本の苗木が植え替えられました。

芳賀榮三さん

まず、「苗畑」にある3年目の苗木を掘り起こします。

掘り返された“どんぐり”の苗木を「しいたけの森」に運んで植えます。

植え替え活動には、毎年、芳賀榮三さんと「織笠保育園」「山田町第一保育所」「豊間根保育園」の保護者、職員が参加してくれます。皆さん、いつもありがとうございます。

今年も全国から東北の“どんぐり”の苗木が届きました。(5月21日「豊間根保育園」)

今年も、全国の「東北復興グリーンウェイブ」参加園から、「“どんぐり”の絆BOX」27箱が山田町に届けられました。

苗木と共に、全国の子どもたちから、たくさんの「絆」のメッセージも届きました。

大切に育ててくれた東北の“どんぐり”の苗木たち、約100本が届きました。

この苗木は、後日「豊間根保育園」の子どもたちが、「苗畑」に植えてくれます。その様子は、またホームページでご紹介します。

「“どんぐり”の苗木、受け取ったよ!、大切に植えるからね~。」

記念植樹会(5月22日「新生やまだ商店街」)

山田町での植樹活動では、毎年、全国から届けられた東北の“どんぐり”の苗木を数本、街中に植えさせてもらい、地域の方々にも活動を周知してまいりました。今年も、「山田町第一保育所」の代表園児4人によって、山田町の復興の拠点である「新生やまだ商店街」( 山田町中央町6-2 )の植栽エリアに、東北の“どんぐり”の苗木2本が記念植樹されました。

山田町の吉田副町長さんも応援にかけつけてくれました。

「新生やまだ商店街」の昆さんにもお手伝いいただきました。

岩手県宮古市植樹会(5月22日「あかまえこども園」)

昨年から「東北復興グリーンウェイブ」の植樹活動は、山田町からお隣りの宮古市に活動が拡がりました。今年も、全国の園児から届けられた東北の“どんぐり”の苗木15本を、宮古市の「あかまえこども園」(旧「赤前保育園」小関園長」)の園庭に植えました。

園長先生のごあいさつ。

宮古市農林課 濱田さん、ごあいさつ

苗木を育ててくれた全国の参加園を代表して、福岡の「若久青い鳥保育園」の岡村園長先生からごあいさついただきました。

津軽石郵便局 青山局長さんの応援メッセージです。

「“どんぐり”博士」河内森林インストラクターの指導で、植樹開始です。

最後に、みんなで記念撮影です。


今年も「東北復興グリーンウェイブ」の植樹会には、地元山田町や宮古市をはじめ、いろいろな方にご協力いただきました。いつもありがとうございます。来年は、宮古市での植え替え活動も予定されています。また、来年の「グリーンウェイブ」の日にお会いしましょう。

特別協賛:日本郵政グループ  協力: 山田町   宮古市  写真提供:若久青い鳥保育園 川上さん


ところで、今回の現地でのスタッフの移動は、復興支援の観点から、全線開通したばかりの「三陸鉄道リアス線」を利用しました。これからも、活動を通じて応援していきたいと思います。


「東北復興グリーンウェイブ2019」福島県での活動レポート 

福島県での活動

  活動レポートは、日本郵政グループのホームページでもご覧いただけます。

 日本郵政グループホームページ

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